キリン ファイア 挽きたて微糖2006年09月06日 23:03

(富士フイルム FinePix F11)
9月5日発売の新製品である。今度は「糖類73%カット」を謳い、どうもこのもっともらしい数値がブームなようだ。ファイヤの公式サイトでは、65%・73%・77%・83%と水準を振って実験したような形跡を見せている。
なお、先述の「アサヒ ワンダ ショット&ショット69」と同様、本製品にも「缶コーヒー通常品7.5g/100mlと比較」なるクレジットが認められ(ファイアの方がより発見しやすい位置に記述)、いわゆる糖類100%のケースの絶対値は各メーカーとも揃えられているようだ。
で、こいつはなかなかもどかしい香りが憎い。飲出し時においては、ほのかの香りを奥に閉じ込めたようなテイストであったが、完飲直後からひろがり始める香りがまた絶妙なのだ。一歩間違えば“薬臭い”と感じられるかもしれないこのニュアンスは、「JT ルーツ リアルブレンド インスピレーション」に近いものがある。意外に筆者の好みに近いところを攻める逸品だ。

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